やっぱり映画をみています

xponika2007-02-25

カッコーの巣の上で」を借りました。
精神病院の話と言うから、チェホフの「六号室」っぽいのかなと思っていました。だいぶ違った。
ジャック・ニコルソンは「シャイニング」のイメージが強くて恐ろしいのです。
ラチェットさんが冷静すぎて恐ろしいのです。
「curious!」「curious!」の輪唱が恐ろしいのです。
安心したように微笑むチーフとバスケではしゃいでいる風のチーフが一服の清涼剤です。
原作はチーフの視点から描いているらしいので、今度読んでみようと思います。
カッコーを返却して「ピンクパンサー」を借りようと思ったら、パート3からしかありませんでした。地味に敗北感を覚えながら、3を借りました。
レンタルビデオって1回借り出すと止まりませんね。

映画づいています

録画したりレンタルしたりして、毎週毎週映画をみております。
■「ゴッドファーザー
新宿フォークの小田切氏の大好きなゴッドファーザー。パート1とパート2をみました。
パート1ではいろんな人がかわいそうでたまりませんでした。
パート2はなんだかもういたたまれない気持ちになりました。
パート3にはトムが出てこないそうなので残念です。そのうちみます。
■「キッチン・ストーリー
いい話でした。こういう穏やかな話が好きです。
嘔吐シーンがあるので、苦手な人は要注意です。食中毒だったのか悪酔いだったのか気になるところです。
■「セイブ・ザ・ラスト・ダンス」
アメリカ映画の王道な感じでした。ハッピーエンドなのはいいけれど。
部外者そのまんまでオーディション続行ですかとか、ガード下に行った連中がそのあとどうしたのかとか、喧嘩した女の子とは和解できたのかとか、いくつかほっぽいといたのがいかにもアメリカ。
■「2001年宇宙の旅
だいぶ昔にココア飲みながらみて、映画とココアの相乗効果で気持ちが悪くなったことがあります。
HALの歌う「デイジー」が怖くて、BGMの「イイイイイ」音がこれまた怖くて、夜中にみたことを後悔しました。続編はどうしようかな。
プール役の人の顔が好きです。
■「マトリックス レボリューションズ」
やっと放映されましたね。確かフジテレビは半年くらい前に「リローデッド」を放送したときに「完結編 レボシューションズ、近日放送!」とか言ってた気がする。全然近日じゃないよ。
筋をだいぶ忘れていたので「?????」から抜け出すのにだいぶ長くかかりました。「久しぶりだねアンダーソン君」の人が負けてしまったのですね。
もう一回マトリックスから見直そう。
■「博士の異常な愛情
レンタルショップでどうしても見つけられなくて、店の人に聞いたところ「はかせのいじょうなあいじょう、ですか」と半笑いで聞き返されました。何想像した。*1
これすごく好きです。借りてきてから3日ほど経つんですが、毎日見てます。DVDも注文してしまいました。そのくらい好きです。もっと早くみればよかった。
タージドソン将軍を演じた人が、ゴッドファーザーの悪徳警官を演じていたと知ってびっくりしました。全然気づかなかった。
みんな異常な感じはしますが、博士は本当に異常ですね。コング少佐の潔さが素敵です。あんな人になりたい。
ラストの曲とあの映像が重なるのもまた好きです。
セラーズが気になるので、今度は「ピンクパンサー」を借りようと思います。

*1:正直に申し上げれば、私ははじめは監禁ものを想像しました。

初夢

初夢は
・二股かけてたのがばれて、片方に半殺しの目に遭わされる
・山に逃げ込んだら山狩りされる
・結局捕まって足折られる
・車に押し込まれる
・なんか散々なことになる
という話だったと思います。あの山が富士山だったということにして縁起のいい話にすりかえます。

今年も

家族が4人集まれば麻雀。昼下がりにじゃらじゃら。
今年の目標は「勝たなくていいから点を取られないようにする」こと。
前々からやってみたいしできそうなんだけれどもどうしてもできない憧れの役がありました。それが七対子*1。(参考リンク:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%AF%BE%E5%AD%90
それができそうだったんです。あとは7索か8索が出れば、というところで7索を待つことに決め、8策を捨てました。8索を捨てたあと、山から取ってくるのは8索ばかり。すげー読み間違ってるよ!

でもおかげさまでロンしてアガれました。しかし、よく考えたら白捨ててたほうが点高かったんじゃ。ねえ。

いやあ今年はまあまあよい滑り出し。かと思いましたが、得点計算したら2000点くらいしか勝っていませんでした。
来年こそもっと役勉強しますよ!

*1:お願いだから笑わないで。

気付かないほうが幸せだったのかも

最近再び視力が落ちてきました。メガネをはずすと15センチ先の本を読むので精一杯です。裸眼で夜道を歩くと信号や街灯や車のヘッドライトがボルボックスのように見えます。参考(イメージ検索):http://images.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLG,GGLG:2005-50,GGLG:ja&q=%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&sa=N&tab=wi
同じく視力矯正なしでは生活できない人と話していたところ、その人は裸眼では光が縦に帯をなすそうです。さらに別の人は朧月が巨大化したものが見えるそうです。
人によってかなり違うのだなあとしみじみ思った後、人が見ている景色が気になって仕方がなくなりました。周りの人は何を見ているんだろうかと。それと同時に、すぐそこにいる人と同じ景色を見ているんじゃない、同じ見え方を共有することはない、と思うとぞっとしました。孤独ってこういうことか。